2016年から2018年までの2年間、男だけど時短勤務で働いていた辰則です。
今回この記事では、男性だけど時短勤務を使って働いた、リアルな声的なものをお伝えできればと思っています。
時短勤務の経験の中でも、時短勤務をしてよかったという点にフォーカスしてお話したいと思います。
関連記事:2年の時短勤務経験者が考える、育児休暇や時短勤務をとる男性が増えない理由。
男性だけど時短勤務で働いてよかった体験談
2016年〜2018年当時、保育園児2人を抱えて妻と共働き、実家の人的支援は受けられないという状況で、当時勤めていた会社の「時短勤務制度」を使うことにしました。
時短勤務制度を使って最もよかった点は、家族と過ごす時間を十分にとれたことです。
私が当時勤めていた会社およびその部署は、法律を守った範囲で多量の残業がある環境だったので、時短勤務をとらなければ、平日子どもや妻と十分な時間を過ごすことは難しいというのが現実でした。
ですが、時短勤務を使ったことで、日々、保育園の迎えにいけたり、夕飯の準備したりと、家事や育児を妻と上手く折半できました。
その結果として、妻に育児家事負担を押し付けることなく、協力してできたので、共働き子育てをしながらでも夫婦間に溝ができなかったのは、大きなメリットであったなと、この記事を書いている今でも思います。
お金、本当大事!
「収入を大きく減らさずにすんだ」ということも時短勤務を使った大きなメリットであったなと思います。
フルタイムの夫婦共働きが様々な条件から難しいとなった場合、今でもよくあるケースが、女性側が正社員をやめるケースではないでしょうか。
そのメリットとしては、家事育児に十分に時間を割ける様になるということですが、実際その対応をすると収入が大幅に減るのがリアルだと思います。
その点、仮に時短勤務制度が使えれば、フルタイム状態より給与は減りますが、ボーナスも出ますし、金銭的なメリットは非常に大きくなります。
さらに、時短勤務制度を数年使って、その後またフルタイムジョブに戻れれば、夫婦二人のフルタイムという盤石な収入源を確保可能です。
紆余曲折あって、僕はここで語っている会社をやめている訳ですが、金銭面のみに限って言えば、やめないのが正解だったと今でも思います。
時短勤務で働くようになったからといって、仕事の量が明日から極端に減るなんていうことはあり得ない訳で、時間内に終わらせなければならない仕事は山盛りな訳です。
そうした状況に置かれれば必然、仕事に優先順位をつけてこなす必要が出てきますし、スピード感を持って仕事に取り組まなければなりません。
また、時短勤務制度を使う前は、残業時間にやればいいやと後回しにしていたことも、時短勤務制度中はできません。
そうなるとまぁ、僕個人の仕事のできるできないのスキルは置いておくにしても、その中で最大限効率化を図りはじめる訳で、結果としてかなりの効率厨になりました。
仕事中はもちろんのこと、通勤の時間に英語の勉強をしたりとか、家事をするのに便利家電を多用したりとか、様々な面で効率を追い求める姿勢が身につきました。
この時に身につけた効率化のスキルは、時短勤務をやめた今でも大いに日々の生活に役立っています。
もちろん時短勤務をとる負の側面もある
今回は、「時短勤務制度を使って働いてよかった点」についてフォーカスしてお話ししました。
とはいえ、「時短勤務制度を使って働いて正直よくなかったな、」という話もある訳です。
そうした時短勤務のデメリットについては、また後日、もしかしたら書くかもしれません。
もし今すぐにでも色々話を聞きたいという方は、Twitterをやっていますので、そちらでメッセージを送って頂けると幸いです。