今回は下記の3つの筆記用具を用いて、その筆記速度、いわゆる「マークシート塗りつぶし速度」を比較してみました。

果たしてこの3つのうち、どれが最速でマークシートを塗りつぶせるのか。その実験結果について報告いたします。
TOEICセンターのおすすめシャープペンはこれだ!
マーク速度の比較方法について説明

上記のTOEICリーディング用のマークシートを利用して、100問連続で塗りつぶすという方法を用いました。この方法を使って、各4種類のペンの筆記スピードを比較しています。
比較対象「普通の鉛筆」

まずは普通の鉛筆HB。100問連続マークにかかった時間は「3分40秒」でした。
若干削りたてだったのもあって、マークするのに時間が結構かかりました。
ペン先を使い込んでつぶしておければ、もう少し時間短縮ができる可能性もあるかなというところです。
太さが違う!「ぺんてる マークシート用シャープ 1.3mm」

一般的なHB鉛筆のお次は「ぺんてる マークシート用シャープ1.3mm」
マークシート用に考えられたシャープペンで、通常の0.5mmシャープペンに対して、2.6倍もの太さのシャープ芯を使うところが大きな特徴です。
塗りつぶし範囲が広がることで、塗りつぶし速度の向上が見込めます。
0.5mmシャープペンとマークシート用シャープ1.3mmのペン先比較画像を下記に示します。

このマークシートシャープ1.3mmで100問連続マークにかかった時間は、「3分03秒」でした。
最初に測定した鉛筆の「3分40秒」に対してマーク時間が約40秒も短くなっています。
英語の試験、TOEICであれば、40秒でPart5の問題が2問も解ける計算になりますから、この時間短縮効果は見逃せません。
最大級の太さ「ステッドラー シャープペン 製図用 2.0mm 」

次は「ステッドラー シャーペン 製図用 2.0mm」
製図用のシャープペンでペン先2.0mmと通常のシャープペンシルの0.5mmの4倍という驚異の太さ。
下記画像を確認頂いてもわかると思うのですが、そのペン先太さは圧巻です。

このステッドラー2.0mmで100問連続マークにかかった時間は「3分15秒」でした。
1.3mmシャープペンの3分03秒よりも12秒遅い結果となりました。
この原因として考えられるのが、「2.0mmの芯先の平らな部分で塗り続けるのが難しい」ということです。
塗りつぶしするときに2.0mmの芯先角部で塗ってしまい、うまく一度でマークできず、細かく塗るという事態が結構頻発しました。
そのため、2.0mmという太さをうまく使い切ることができませんでした。
結論:TOEICやセンター試験のマークシート塗りにおすすめのペンはこれ!
TOEICマーク時間を少しでも短縮出来ないかと下記の3条件で本日100問連続マークした結果をご報告。
— SATO@英語×ブログ🇬🇧 (@sato_english_) 2019年5月18日
筆記用具:100問マークにかかった時間
HBの普通の鉛筆:3分40秒
1.3マーク用シャープ:3分03秒
2.0製図用シャープ:3分15秒
20秒あればpart5が一問は解けますからこの差は大きいですね🧐 pic.twitter.com/KIOIDtDRXc
マークシートを素早く塗るために最適なシャープペンの結論としては、
「ぺんてる マークシート用シャープ1.3mm」を使用するという結論になりました。
マークシート用シャープ1.3mmを使用することで通常のHB鉛筆と比較して100個マークした際に約40秒の時間を短縮することができます。
英語の試験TOEICやセンター試験など、各種試験で少しでも時間を短縮したいという方はぜひ、このシャープペンシルを利用してください。
なお、今回の速度検証に加えて、新たに「オート 2.0mm シャープペン」を加えて速度検証した結果を次の記事にまとめています。