
今回は過去にTOEICで120点も点数を下げたという話などをしたいと思います。
現在でこそTOEIC自己ベスト870点の私、辰則ですが、そんな私も過去にTOEICの点数が大幅に下がった、しかも一度でなく複数回という経験をしています。
今回はタイトルに記載したように、「TOEICの点数が上がらない、下がってしまって悩んでる」あなた向けに励ましというか、アドバイスのようなものをしたいと思います。
TOEICの点数が一時期伸びないとしても、英語学習を続けていさえいれば、いつかは絶対スコア上がりますから諦めずにKeep goingでいきましょう。
TOEICの点数が伸びない、スコアが下がったという人へのアドバイス

まず、上記画像の左側が実際に私がとったTOEICスコア(2009年5月31日受験時点)。L410点、R290点の合計700点。
そして右側が2009年6月13日受験のTOEICスコア。L325点、R255点の合計580点。
なんと、たった二週間程度の間隔で、LR合計で120点も下がっているんです。
2009年当時のスコアなので、流石に私も記憶にはありませんが、700から580点ですから当時間違いなくショックを受けたはずだと思います。
しかもその間隔がたったの二週間、というのが訳わからないですよね。

先に700点から580点に下がったという話をしましたが、その後の話をすると、2009年9月に715点という点数を取っており、その後2009年11月に635点というスコアを出しているんですね。
つまり、TOEICのスコアはある程度、上下動を繰り返すということです。
なぜそんなことが起きるかと言えば、自分の勉強した範囲と、「受けた試験の出題範囲が被る被らない」というのも原因の一つでしょう。
範囲の広大なTOEICでもやはり、学校の定期試験のように、勉強した部分が出た出ないというのはあるものです。
それに加えて、試験時の自分自身の体調や集中力というのにもばらつきがあります。
他にも、試験会場の席が後ろの方で、リスニング音声が聞き取りづらいなど様々な要因が絡まってきますから、あなたのスコアが今回仮に低かったとしても、それは今回たまたま低かっただけという可能性も大いにあります。
TOEICを受ける上で見過ごせない事実の一つに、TOEICテストはその難易度が年々難化しているという事実があります。
私がTOEICを受け始めた10年以上前には、リスニングの図表付き問題なんてありませんでしたし、リーディングのトリプルパッセージなんていう問題形式もありませんでした。
なぜテスト難易度が高くなっているのか、その理由はいくつかあります。
- 受験者の平均的英語力が上がっているため、テスト難易度を上げないと高得点者が続出してしまう
- 高得点者が多くなり過ぎると相対的に高得点の価値が薄まる
- 高得点の価値が薄まったテストは市場から評価されづらい
TOEICを受けたのが2年以上前で、久しぶりにテストを受けたら点数が下がった、という事象は上記の理由などから普通に起こり得るわけです。
TOEICの点数を伸ばすのは、一朝一夕でいかないことも多いですが、まだまだできる対策はきっとあるはずです。
例えば、マークシートを塗りつぶす筆記用具を見直すだけでも1分以上の塗りつぶし時間短縮ができたりもします。
その詳しい話についてはこちらの記事で解説しています。
他にも、日々難化しているTOEICに対応するためには、最新の公式問題集を使うなどの対策も必要かもしれません。
さらに、どんなに一人で頑張っても点数が伸びない、なんていう時には、「スタディサプリENGLISH パーソナルコーチプラン 」などを活用するのも手でしょう。
TOEICコーチングのプロに客観的なアドバイスがもらえれば、TOEICの勉強効率を上げられるはずです。
TOEIC受験された方々お疲れ様でした😃
— SATO@英語×ブログ🇬🇧 (@sato_english_) 2019年6月23日
今日思ったんですが、休日にお金を払って試験を受けている時点で、英語のやる気が人一倍あるってことなんですよね。
なので、今回の結果に寄らず、あとは継続するだけで英語力は間違いなく上がるはず。
手応えの有りの人も無しの人も自信を持っていきましょう😊
前述のように、上下していた私のTOEICスコアですが、その後も点数が下がったことにめげずに、英語学習を続けたことで、現在の自己ベストは870点となりました。
仮にですが、点数が落ちたあの時点でTOEIC受験をやめていたら自己ベストは700点で止まっていた訳です。(しかも最終的に受験したタイミングは580点とかいう話になってた訳で。)
そのため、結果論から言えば、その後も英語学習と試験を受け続けて良かったなという話になります。
どんな学習もスポーツとかでもそうですが、伸び悩むスランプ的な時期は、誰しもに訪れるものです。
やってもやっても伸びない、こんなに頑張ってるのに上手くなった気がしない。
「伸びない時期にいかに続けるか」が英語学習の肝になる訳でもありますが、その時期を乗り越えることで、ある日突然ブレイクスルーがやってくる。
私も過去にTOEICにおいてそれを経験しているので、もしあなたが現在スコアに伸び悩みを感じていたとしても、英語学習を続けて欲しいと思います。
英語の勉強って最終的に戻って来れば何回サボっても(仮にそれが長期間でも)全然いいと思うんです。実際私も過去に何ヶ月も英語に触れない期間があったし、TOEIC対策なんて年単位でやってなかったですし。
— SATO@英語×ブログ🇬🇧 (@sato_english_) 2019年4月16日
それが今また毎日勉強してる訳ですから、人間その時がくればやるようにできてると思うんですよ😌
TOEICの点数が伸びない、それでも英語学習を続けていこうとなると、気持ち的に継続することが難しいという場面が出てくるのもしょうがないといえます。
なので、「モチベーションがどうしても上がらない」という時は、一度、TOEICの勉強から離れるのも一つの手かなと私は思います。
私自身、TOEICの点数が伸び悩んだり、モチベーションが上がらない時は頻繁に海外ドラマなどの趣味に逃げ込んでいました。
結果としては、海外ドラマもリスニング力やフレーズ・単語を身につけるのに役立ちますから、英語学習としては十分効果があった訳なんですけれども。
今海外ドラマを見るのだったらNetflixやHulu、Amazon プライム・ビデオがおすすめですかね。
…。
何が言いたいかというと、TOEIC対策をしなくても他の多読や海外ドラマ視聴、英語を使った趣味で遊んでいるだけでもTOEICの点数は伸びます。
つまり、「TOEIC対策が嫌になったら他の英語コンテンツを楽しもう」ということです。
「英語の趣味なんかでTOEICの点数が上がるの?」という疑問があるかもしれませんが、私自身は実際、TOEIC700点を突破してから、TOEICの対策らしい対策を取らずに自己ベスト870点を取得しました。(ただ時間は結構かかりましたが…。)
なので、もしあなたがTOEICのモチベーションを下げていたとしても、英語に触れ続けることだけはやめないでください。
英語に触れる習慣を持ち続けるだけでも、あなたの英語力は上がっていきますから、英語を使ってできる楽しいことを実践していきましょう。
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おわりに:諦めたらそこで試合終了→諦めなければ英語力は間違いなく上がる
ここまで色々と述べてきましたが、つまるところ英語学習を続けてさえいれば、いつかはTOEICの点数は伸びてきます。
もちろん、その途中途中で勉強方法の改善や学ぶ内容の変更なども必要かもしれませんが、英語に関しては本当に継続が何より大切です。
なので、仮に現時点でTOEICの欲しい点数が取れなかったとしても、気にやむことなく、とにかく英語を継続学習してみてください。
そうすればいずれきっと、あなたの達成したい英語力に近づいてくことができますから。