TOEICリスニングパートのPart3やPart4が難しい、なかなか聞き取ることができない。
どうやったらPart3やPart4が解けるようになるのか、完全に聞き取ることができるようになるのか。
今回この記事では、そんな悩みを持つあなたに、リスニング満点経験もある私SATOが、おすすめのリスニング勉強方法を紹介したいと思います。
今回紹介する方法は、付け焼き刃のTOEIC対策テクニックとかではなく、TOEIC以外の場面でも使える本物のリスニング力アップ方法になりますので、本当のリスニング力を身に付けたいという人におすすめです。
関連記事:TOEICリスニング対策:200点台から400点台にするまでにやったことまとめ【使用した教材も紹介】
TOEIC パート3、パート4リスニングおすすめ勉強方法
リスニングが聞き取れない人はまず発音練習を

英語の音を聞き分けられるようになるためには、英語の「発音」のトレーニングを積むのが、基礎力をつくる上で、非常に重要です。
一説では、「自分が発音できない音は聞き取ることができない」とも言われています。
実際に、「th」や「r」を発音できるようになると、これらの音が聞き取れるようになるんです。
例えば、日本語で「she」「see」どちらも「シー」ですが、実際に英語ではその発音の仕方、口の使い方が全く異なります。
他にも「thing」と「sing」、「shine」と「sigh」など様々ありますが、これらを区別して発音できるようになることで、それらの音を正確に聞き分けることが可能です。
なので、リスニングが苦手、Part3、Part4が上手く聞き取れないという人はまず、発音のトレーニングをするようにしましょう。
TOEIC対策としては遠回りのような感じもしますが、このステップを踏むことで確実にあなたのリスニング力はアップします。
具体的に何を使って発音トレーニングしたらよいか、という話には「英語耳」という教科書がおすすめです。
私自身もこの「英語耳」という教科書を利用して、発音トレーニングを行いましたが、行う前後で英語の音の聞き分け力が大きく変わったと実感しています。
リスニングにも語彙力強化は必須
【私が実践してる単語本をつかった単語暗記方法】
— SATO@英語×ブログ🇬🇧 (@sato_english_) 2019年4月11日
①問題をみてすぐ答えがわからなけれ
すぐ回答をみる
②間違えた単語はフレーズごと5回程度音読する
③一冊最低5周を目指す
④上記をする一方で毎日単語本音声データでシャドーイング(瞬間英作文)する
因みに今はこれで金フレを回しています📙 pic.twitter.com/7Sx6S5PAlY
発音の練習をして英語の音の聞き分けができるようになったら、もしくは、発音練習と並行して語彙力をつけていきましょう。
いくら英語の音を聞き取れるようになっても、その音の示している意味が分からなくては、その会話や文章から内容を理解することはできません。
なので、総合的なリスニング力の向上やTOEIC Part3、Part4対策にも語彙力強化は必須となります。
TOEIC対策の語彙本なら銀のフレーズ、もしくは金のフレーズがおすすめです。
TOEIC600点未満の人は銀のフレーズ、600点以上の人は金のフレーズを利用するといいでしょう。
シャドーイングでリスニング力が向上する

シャドーイングとは、聞こえてきた英語の音を、聞いてすぐに自分の口でそっくり真似て復唱するというトレーニングになります。
はじめ慣れないうちには難しいトレーニングですが、シャドーイングを繰り返し練習することで、下記のような効果が得られます。
- 英語のリズム、音感が身につく
- 英語の速い音声にもついていけるようになる
- 英文に対する記憶力が上がる
TOEICに対して、特にシャドーイングが効果的なのは、英文を脳内に記憶しておける容量のようなものが増える点にあります。
TOEICのリスニングを解いていると「さっき問題で何て言ってたかな?」と内容を思い出せないことがあると思いますが、シャドーイングを行うことで、こうした事態を防ぐことが可能です。
シャドーイングの具体的な詳しい方法については、下記の書籍などを参考にして頂けるとよいと思います。
私もTOEICリスニングの点数を200点台から400点台に上げた時には、このシャドーイングを毎日おこなっていました。
なので、 TOEICのリスニングがまだ400点に到達していない方は、ぜひシャドーイングにも挑戦してみてください。
関連記事:TOEICリスニング対策:200点台から400点台にするまでにやったことまとめ【使用した教材等も紹介】
毎日継続してリスニング、シャドーイングをする

TOEICのPart3、Part4を攻略したいなら、語彙強化やシャドーイングを毎日おこないましょう。
仕事などで忙しい方の場合、なかなか時間を捻出するのも難しいと思いますが、リスニングのトレーニングをする時間というのは1日の中でも探してみると結構あるものです。
例えば、下記のような時間は誰でもリスニング時間にあてられるのではないでしょうか。
- 料理、食器洗い、洗濯の時間(家事の時間)
- 通勤通学の時間
- スーパーの買い物中
こういった時間を有効活用することで、1日最低30分はリスニングの時間を確保できるはずなので、ぜひそれらを毎日継続してみてください。
関連記事:車通勤におすすめの英語勉強法とTOEIC対策【おすすめ教材やCDも紹介】
TOEIC対策のリスニング教材は何がいいか
TOEICのPart3、Part4の攻略を考えるのであれば、公式問題集のリスニングCDを繰り返し聞くのが一番効果的です。
それらのCDを繰り返し聞いて、シャドーイングして、慣れてきたら再生速度もあげて、という作業を日々繰り返していれば間違いなくあなたのリスニング力は向上します。
ここまできたら後はやるだけですから、腹をくくって頑張りましょう!!
まとめ:TOEICの聞き取れないは解消できる!
本記事で紹介した、TOEICのPart3やPart4が難しい・聞き取れないと感じる人がすべき勉強方法は以下の通りです。
- 発音のトレーニングをして、英語の音の聞き分けをできるようにする
- TOEIC用の語彙強化をおこなう
- シャドーイングをおこなう
- リスニング・シャドーイングは毎日おこなう
これらリスニング用トレーニングを日々継続しておこなえば、間違いなくあなたのリスニング力はアップ、TOEICの点数もアップしますから諦めず頑張ってください!!
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