TOEICリスニング対策:200点台から400点台にするまでにやったことまとめ【使用した教材も紹介】

TOEICリスニングの点数を200点台(280点)から400点台(410点)に上げるまでに私、辰則が実際にやったリスニング対策の内容をこの記事に全てまとめました。

これからTOEICのリスニングの点数を上げていきたい、300点、400点を突破したいと考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。

実際に私が約2ヶ月半という短期間で280点から410点に上げた時の写真を下記に示しておきます。

TOEICリスニングスコア200点台から400点台に

上記のスコアは旧形式のTOEIC時にとったスコアになりますが、本記事で記載している内容は、新形式に対応させた内容としています。

TOEICリスニング300点〜400点を突破するためにすべきこと

1. “英語耳”で発音のトレーニング

耳を立ててよく聴く

英語の勉強を独学で始めるにあたって、まず始めに発音について再学習しました。

「発音できない音は聴き取るのが難しい」との論理から学び直すことにしました。

使用した教材は「英語耳」。この本はしっかりと1冊やり抜きました。

その結果としてですが、「英語耳」をやる前後で発音は綺麗になりましたし、LとRの聞き分けや、seeとsheの聞き分け、発音分けができるようになりました。

この効果は、その後のリスニング力を上げる重要なベースになっています。

また、英語の発音が綺麗にできるようになると自信も持てるようになりますし、「自分なんだかカッコいいな」と英語を勉強する度にモチベーションアップする効果があったりもします。

2. リスニング力強化にも語彙力強化は欠かせない


リスニングとリーディング両方の対策をかねて、語彙力の強化も行いました。

TOEICのリスニングの点数を大きく上げた当時、私はダイアローグ1800というテキストを使って語彙強化しました。

ですが、今TOEIC対策として語彙強化をするならば「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」という単語本を使います、というかおすすめです。

なぜ、金のフレーズがオススメなのかと言うと、TOEICに出てくる単語と言うのは、ビジネス系単語に寄っており、金のフレーズはそのTOEICの傾向に完全対応しているからです。

つまり、金のフレーズを使うことで、TOEIC頻出単語を最短で覚えることができるんです。

また、金のフレーズはTOEIC600点クラスの単語から990点クラスの単語まで収録されていますから、あなたが今後TOEICを満点目指すぞといった時にも使えます。

英単語の発音を聞き分けられても、単語の意味を把握していなければ正確なリスニングはできませんから、語彙力強化は絶対に必要です。

3. 隙間時間に毎日リスニングとシャドーイング


私がTOEICリスニングの点数を400点に上げた時には、本当に毎日、リスニングとシャドーイングを繰り返していました。

自炊する時間、洗濯物干す時間、食器を洗う時間、部屋の片付けをする時間、通学時間、あらゆる隙間時間を使っておこなっていました。

机に向かって勉強できる時はリーディングの対策をやっていたので、「リスニングは何かの作業をしながら」と言うのがほとんどでした。

作業しながらのリスニングやシャドーイングでしたが、毎日繰り返したことは間違いなく効果があったと今でも考えています。

4. 海外ドラマの英語字幕視聴


TOEICリスニングで400点突破するまでにやっていたこととして、前述のような勉強の他に、海外ドラマの英語字幕視聴があります。

当時の私は大学生で時間があり余っていたこともあって、とにかく海外ドラマのDVDをゲオでレンタルしまくってました。

24、プリズンブレイク、The O.C.、HEROS、gossip girl、Lの世界、その他にも数え切れない程の海外ドラマをみました。

そして、その殆どを英語音声・英語字幕で見ていました。

TOEIC対策の勉強もTOEICの点数アップに効果があったと思いますが、この海外ドラマの多視聴も相当効果があったと思います。

なんせ、海外ドラマの俳優さん達は、TOEICのように綺麗な聞き取りやすい発音・スピードで話してくれないですからね。

彼・彼女達は本当に容赦ないスピードと訛りでしゃべりまくってくれますから、そのリスニングはTOEICの何倍も難しい。

その高難度英語を聞き取る努力をしていれば、必然リスニング力は上がるというものです。

なのでもし、あなたがこれまでTOEIC対策の勉強的なリスニングしかしてきていないというのであれば、ぜひこの機会に海外ドラマ等にも挑戦してみてください。

話は少し変わりますが、私が大学生の時はDVDレンタルが主な海外ドラマの視聴方法でしたが、今ではNetflixやHulu、Amazonプライム・ビデオなどの便利なオンラインサービスがあります。

これらを利用すれば、海外ドラマをいくらみても月に1,000円程度しかかからないので、海外ドラマで英語力をアップさせたいというのであれば、使わない手はないです。

5. TOEICリスニングテクニックの習得

英語の勉強をテキストでおこなう

TOEICのリスニングの点数400点超えするにあたっては、TOEICリスニングのテクニック習得も役に立ちました。

(注)回答テクニックの向き不向きは個人差あります。

TOEICのリスニング問題には解き方のセオリーみたいなのがあって、例えば、「Part3やPart4の問題は先に問題文を読んでおかないといけない」みたいのがあるんです。

Part3、Part4においては、全ての音声をリスニングし終わってから、問題文を読んで回答していくという方法だと、記憶力のキャパシティの問題から確実に回答仕切れない問題が出てきます。

そこで、先に問題文を先読みして、「どういった所に注意して聴かなければいけないか」その内容を意識した上で取、リスニングする必要があります。

この、「問題文の先読みをするかしないか」だけで、相当な点数差が出ることもあります。

そのため、TOEICリスニング必須テクニックを覚えておくのは必須と言えるでしょう。

TOEICリスニングの詳しいテクニックについては、「TOEIC L&Rテスト 直前の技術」などの書籍にまとまっているので、参考にしてみてください。

まとめ

私がTOEIC200点台から400点台に上げるためにおこなったリスニング対策をまとめると下記のようになります。

  1. 英語の発音トレーニング
  2. 語彙強化
  3. リスニングとシャドーイング
  4. 海外ドラマの英語字幕視聴
  5. TOEICリスニングテクニックの習得

これから、TOEICリスニングで300点〜400点を目指す人は、ぜひこの記事で紹介したような内容を一つでも試してみてください。