「車での通勤時間を無駄にしないために、その車中の時間に英語の勉強をしちゃおうか。」というのが、今回のこの記事のコンセプト。
「運転時にできることなんて限られてくるんじゃないの、やったとしてもたいして効果出ないんじゃないの?」と疑問に思われるかもしれません。
しかし、実際に本記事に書いてある内容を実践できれば、できる英語学習の範囲は広いですし、英語力をアップも絶対できます。
また、運転中にできるTOEIC対策についてもまとめているので、TOEIC受験予定の方はそちらをチェックしてみてください。
1. 車通勤中のおすすめ英語勉強方法
1-1. どの英語力の人にもおすすめのリスニング
運転中にできる英語学習方法として、一番初めに思いつくのが「リスニング」ですね。
その対象となる教材は、普段使われている英語教材ならなんでも良いと思います。
ただ、運転中は早送りや巻き戻しといった操作は難しいと思うので、ある程度長さのある教材、かつ聞いて8割位は内容のわかるものがいいでしょう。
私もこれまで車通勤を何年もしていますが、その道中でNHKワールドやBBCのニュースを聞いたおかげでTOEICリスニング495点を取れたと考えています。
関連記事:TOEICリスニング450点突破、満点をとるまでにやったことまとめ。使用した教材等も紹介。
1-2. リスニング力を上げるならシャドーイング
リスニングから一歩踏み込んで、シャドーイングも英語力アップに効果的です。
シャドーイングとは、簡単にいうと「聞こえてきた英語音声を、その聞こえてきた瞬間に自分で発音する」というものです。
シャドーイングを通勤時間におこなえば、単純にリスニングをする場合よりも、更に英語力アップできます。
シャドーイングの良いところは、リスニング力が上がる他に、英語の発音やイントネーションも鍛えることができる点です。
なので、これまでシャドーイング未経験だった人は、ぜひ今度の通勤の時間に試してみて下さいね。
徒歩や電車での通勤通学の場合、他人の目が気になりますが、車通勤であれば、そこまで他人の目を気にする必要もありません。
正々堂々、英語力アップのために自分の口を動かしていきましょう。
また、シャドーイングの方法についての詳しい方法を知りたいという方は、下記の書籍を参考にしてみてください。
シャドーイングとは?その方法論、効果といった根本的な内容から、トレーニング用問題などまでが複合的に記載されているので、非常に参考になります。
1-3. 瞬間英作文は運転中でもできる
シャドーイングができるなら、瞬間英作文も運転中にできるだろうと思って、私も実際にやってみましたが、普通にできました。
瞬間英作文とはなんぞや?という方はこちらの「英語上達完全マップ」サイト様をご参照ください。詳しい瞬間英作文のやり方が解説されています。
リスニング以外にも、瞬間英作文ができれば、スピーキング力を向上させられます。
なので、もしあなたが、英会話力も車通時にアップさせたいと考えているのなら、ぜひ瞬間英作文に挑戦してみて下さい。
仮に半年や一年だけでも続けることができれば、あなたの英会話発信力は格段にアップすること間違いなしです。
さらに、車の瞬間英作文に加えてオンライン英会話に挑戦できれば、英会話力にさらなる磨きをかけられます。
関連記事:オンライン英会話Bizmatesを1年間継続やってみた
1-4. オーディオブックを聴く
英語の勉強系教材のリスニングに飽きた人には、英語のオーディオブックがオススメです。
インターネットの発達した現在、スマホで簡単にオーディオブック音声を手に入れられます。
オーディオブックの場合は英語のリスニングになる他、実用書などのオーディオブックを聞ければ、自分の知識教養も深めることができます。
また、好きな小説などの音声を聞けば車での通勤・通学時間が絶好のリフレッシュタイムに変わります。
なので、自分の目的にあったオーディオブックが見つけられれば、間違いなく通勤時間が楽しくなりますよ。
なお、amazonのAudible(オーディブル)なら、30日間無料でオーディオブックが利用し放題できます。
洋書も豊富なラインナップになっているので、その内容だけでもチェックしてみてください。
2. 車通勤中におすすめのTOEIC対策と教材
2-1. リスニング力アップなら公式問題集
TOEIC向けの総合的なリスニング力をつけていきたいなら、その教材は、TOEICの公式問題集付属CDがおすすめです。
TOEICの公式問題集にはCDが付属しているので、そのCDを直接使ったり、音源をスマホに入れたりしてリスニングしましょう。
TOEICの点数を上げるためには、単純にその出題形式に慣れることも必要です。
また、何度も同じ音源のリスニングして内容に慣れてきてしまった場合には、その音源を今度はシャドーイングしましょう。
シャドーイングをすれば、より深い英文理解、リスニング力アップができます。
シャドーイングがうまくできない箇所があれば、その部分はうまくリスニングできていない箇所とも言えるので、運転していない時に復習することも忘れずに。
2-2. 語彙強化なら金フレや銀フレの音声データ
単語力をつけたいと考えると、単語帳を開くことを考えがちですが、語彙力強化はリスニングでもできるんです。
TOEIC語彙対策本の「金のフレーズ」や「銀のフレーズ」では、単語の音声データを無料で手に入れられるので、その音源をスマホやCDに入れることで、車中のリスニングができるようになります。
音声データでは、英単語の音声に加えて、その日本語の意味も繰り返して流れるので、聞いているだけでも語彙力アップを期待できるでしょう。
さらに、音声データを通勤時間に聞き込んだ上で、自宅などでテキスト学習ができれば、語彙習得スピードを格段に速くできます。
そのため、TOEICの語彙力をつけたいと考えている方はぜひ、この「金のフレーズ」や「銀のフレーズ」の音声データも使ってみてください!
なお、銀のフレーズはTOEIC600点クラスを目指す人、それ以上の点数を目指す人には金のフレーズがおすすめです。
2-3. リスニング高得点を目指すならNHKやBBCのポッドキャスト
TOEICリスニングで高得点を目指すなら、NHK WORLDやBBCのラジオのリスニングもおすすめです。
詳しくは別記事にまとめているのですが、NHK WORLDやBBCのラジオをリスニングできるレベルになれば、相対的にTOEICのリスニングが簡単に感じられるようになります。
もし興味がありましたら、下記の関連記事をチェックしてみてください。
関連記事:NHK WORLDのニュース(ラジオ)がTOEICのリスニング対策にめっちゃオススメな訳を話したい
まとめ:通勤時間に英語を勉強しよう!
本記事の内容をまとめると、車中でも下記のような英語力アップのトレーニングができます。
- リスニング
- シャドーイング
- 瞬間英作文
- オーディオブック(読書)
- TOEICリスニング対策
通勤は毎日ですから、有効活用できれば間違いなく、あなたの英語力がUPするはずです。
なので、この記事内で紹介した内容の一つでもいいので、明日の通勤タイミングからぜひ挑戦してみてください!
関連記事:TOEICリスニング対策:200点台から400点台にするまでにやったことまとめ【使用した教材も紹介】